Vocoflex 1.0.2 アップデート
本日、「Vocoflex 1.0.2」をリリースいたしました。
今回のアップデートでは、マルチスレッド処理機能を追加しました。
音声処理をデュアルコアで行うことにより、処理時間がおよそ30%〜40%ほど短縮(※プラグインを単一のインスタンスで使用した場合)できる機能です。
ハードウェア要件も緩和されるため、数世代前のCPUなどにも対応いたします。
「マルチスレッド処理」はデフォルトではオフになっています。設定画面から有効にしていただけます。
また「Adobe Audition」「Logic Pro」及び、バージョン10.15以前のmacOSとの互換性の改善を行いました。
その他、不具合を修正いたしました。
最新版のアップデートは、以下の手順で行ってください。
設定画面より、「起動時に更新を確認 」を有効 > プラグインまたはスタンドアロンのアプリケーションを再起動 > バージョン1.0.2をダウンロードしてインストールしてください。
詳しいリリースノートは以下をご覧ください。
Vocoflex 1.0.2 (2024年9月19日)
新機能
- 設定に「マルチスレッド処理」オプションを追加しました。これはデフォルトでオフになっており、オンに設定することでレンダリング速度と一部の古いデバイスとの互換性が向上します。
- 現在のプリセットを削除する機能を追加しました。
修正
- Adobe Auditionにおいて正常に動作しない不具合を修正しました。
- macOS 10.15かつIntelプロセッサの環境においてクラッシュする不具合を修正しました。
- サンプルレートが192 kHzのときクラッシュする不具合を修正しました。
- macOSにおいて、Audio Unitプラグインのスキャン時にクラッシュする不具合を修正しました。
- プリセットを新しく保存するとき、プリセット名にファイルパスとして使用できない文字が含まれていると正常に保存できない不具合を修正しました。