Synthesizer V Studio 1.6.0アップデート
Synthesizer V Studio Proは、1.6.0アップデートにより、AI歌声データベースでボーカルスタイルを切り替えられるようになりました。
ボーカルスタイル
歌声パネルの「ボーカルスタイル」オプションにより、ボーカルスタイルごとの歌い方を柔軟に調整できるようになり、より豊かで多彩なサウンドを創造できるようになりました。 オープン、ソフト、クリア、チェストなどのボーカルスタイルをスライダーで切り替えることができ、クリエイターは、拡張された歌声データベースとそれによる幅広い解釈を作品に取り入れることができます。
簡易ピッチモード
バージョン1.6.0の新機能「簡易ピッチモード」では、Synthesizer V Studioがメロディと歌詞の組み合わせからピッチを自動調整し、修正ごとに瞬時にクリエーターにフィードバックします。このモードでは、ワンクリックでさまざまな歌の表現を可能にします。
歌声データベースのアップデート
AI歌声データベースはボーカルスタイルの違いにより、使用できるオプションが異なります。オプションへの対応は Dreamtoincs とそのパートナー会社の開発計画に従うものとします。
アップデート1.6.0のリリースに伴い、Dreamtonicsはボーカルスタイル切り替え機能に対応するため、以下の歌声データベースのアップデートをリリースします。 この機能を有効にするには、以下の歌声データベースを最新バージョンに更新してください。
Saki AI v119
Ryo AI v102
Kevin v102
Qing Su v105
MEDIUM5 Stardust v102
詳しいリリースノートは以下をご覧ください。
Synthesizer V Studio 1.6.0 (2022年3月25日)
新機能
Synthesizer V エンジン: AI歌声データベース 向けの「ボーカルスタイル」プロパティを追加(プロ版のみ)、 歌声パネルの「ボーカルスタイル」で設定ができます。
自動処理: ノートや歌詞の変更後に自動ピッチ調整を即時に行う「簡易ピッチモード」を追加。
ノートプロパティパネル: 自動ピッチ調整パラメータのノートごとの設定項目を追加。
設定: 画面の倍率をコントロールするスライダーを追加。
機能強化
自動処理: AIの自動ピッチ調整の表現力をさらに向上。
トラック: 水平方向の目盛りの範囲を広げ、小節番号の表示を改善。
バグ修正
ファイル: MIDIファイルを読み込むときに長さが0のノートが生成される問題を修正。また、その問題のあるノートを含むトラックを編集時にクラッシュする問題を修正。
パラメータパネル: 「ノートのパラメータを選択」より制御点を選択したときにクラッシュする問題を修正。
編集: ノートやグループをドラッグ中にメニューコマンド(例: 「グリッドに揃える」)を実行した際にクラッシュする問題を修正。
プレイバック: プロジェクトの開始位置を超えてループ位置をドラッグできる問題を修正。
オーディオ: Apple AirPods との互換性の問題を修正。